よく導入される足場組み立てを理解しておこう!
足場組立現場で使用頻度が高いものと言えばクサビ式足場が挙げられます。
クサビ式足場はハンマーを使って資材の凹凸部分を打ち込んでつなぎ合わせることができるため、作業スピードの効率性に定評があります。
これまでは低層、中層の建物の場合でのみ導入されていた足場ですが、今は高さ45メートルまでなら使用可能になっており、より一段とニーズの高い足場となっています。
設置も解体もスムーズにできるため、多くの現場で導入されています。
次によく使われているのが単管足場です。
単管足場は鉄パイプをつなぎ合わせて構成していく足場のことで、戸建て住宅や事務所など比較的小規模な建物で導入されることが多いです。
コストが安く、スタンダードなものとして主流でしたが、安全性において若干の不安を残すため、クサビ式足場の導入が可能なら、導入される機会は減りつつあります。
ただ今でも導入される現場もあります。
そして、都市部や橋梁現場などで導入されるのが吊り足場です。
吊り足場は土台が安定しない場合に導入される足場で、建物や橋自体に足場をひっかけて作り上げていく足場です。
設計や組み立てに時間がかかるため、あまり一般的な建物では導入しません。
どうしても足場が確保できない場合に投入されます。
2023.09.20