鉄骨工事や足場組立作業ではどんな資格や免許が必要なの?
鉄骨工事や足場組立現場で作業する際、特に資格は必要ありません。
ただ、それは必要な資格を持つ責任者がいてこそです。
現場責任者となる場合は、下記いずれかの資格が必要になります。
・足場の組立て等作業主任者
・建築物等の鉄骨の組み立て当日作業主任者
足場の組立て等作業主任者は足場を設置する場合に必要となる国家資格です。
現場で3年以上の経験がある方が対象となります。
また土木や建築の専門の学校を卒業していれば、2年以上で資格取得の条件が揃います。
足場組立作業者が目指すのは、まずはこの足場の組立て等作業主任者です。
そして鉄骨工事に携わる際は、建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者を目指す形になります。
こちらは作業員の足場ではなく、建物自体の建設に携わる際に必要となる資格です。
例えばオフィスビルやマンション、商業施設などの建設は金属製素材の鉄骨を使って、高さ5メートル以上の組み立て、解体が必要です。
そういったときにこの資格が必要になります。
作業現場に合わせて、どちらの資格を目指すべきかは会社によって異なります。
もちろん両方の資格を取得すれば、任される現場の数も増えるので現場で重宝される人材になる事は間違いありません。
弊社でも資格支援制度を設けていますので、こういった資格を将来的に目指すことも可能です。
2023.10.20